木目柄のカーポート
以前外構工事を頂いたお客様より、
カーポートと植栽の追加工事のご依頼をいただきました。
以前のお庭の工事は、
南欧プロバンス風の建物に、
南欧プロヴァンス風のお庭をつくりました。
お庭と建物のデザインはマッチしていないと微妙です。
今回のご依頼はカーポートです。
カーポートで最も多いのはアルミ製カーポートです。
アルミ製カーポートのメリットは
軽くて、錆びない、そして頑丈。
長野県のような積雪地でも雪の重みに耐えられます。
ですがカーポートはアルミなので色が限定されます。
黒、白、シルバー、金色に近い銀色、ダークブロンズ色
よくあるのはこの5色です。
基本的に金属色に加えて黒と白です。
プロバンス風の庭だとマッチさせるのが難しく、
カーポートだけ浮いてしまいます。
木でカーポートをつくる方法もありますが、
木製で3台用カーポートを作ると
強度の問題で中間に柱が必要になります。
真ん中に柱があると、使い勝手が悪くなります。
運転が下手だと柱に車をぶつけてしまいます。
そして今回ご提案したのは、
木目パネルを使ったカーポートです。
屋根庇が木目だとアルミ製カーポートなのにこんなに
優しい雰囲気で出来上がります。
しかも3台用です。
柱がないので車の出し入れも簡単です。
でも3台用だと屋根が大きいので、
駐車場の下がくらくなりがちです。
対策として屋根には明かりとりの為の、
オプションの「透明折半」をつかいました。
なので駐車場の下も暗くありません。
これで冬の雪かきも楽になり、
夏の車の暑さ対策や、
汚れ防止にもなります。
駐車場に停めてあるのは、
HONDAのビートです。
イタルデザインのジウジアーロにデザインされた名車です。
黄色の塗装は紫外線に弱いので、
カーポートが無いと塗装がイタミやすくなります。
カーポート大切なお車を守り、
往年の名車を長くお使いいただければ嬉しいですね。
しかし今見てもふるさを感じさせないデザインで、
黄色がよく似合います。
屋根のスリットです。
ここにはポリカーボネート性の屋根が入ります。
玄関横にはシンボルツリーを植えました。
木々に葉がつき緑が増えると、
見た目が凄くよくなります。
植物ってやっぱり素敵です。